【雑記】心理的安定性について

心理的安定性

 

こんばんわ

ryo_bigmanです

 

最近読んだ本にも、セミナーでも同じ言葉が出てきました。

心理的安定性。

 

組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対しても安心して発言できる状態のことだそうです。

 

無知だとか、無能だとか、議論を止めてしまうとか、

確かに様々なことから発言をやめてしまうことってありますよね。

 

誰になんと思われてもいいんだというメンタリティが羨ましいですが、

他人の視線や評価を気にしてしまうのは大なり小なり、

人が持つ性質ではないでしょうか。

 

最近読んだ本では、

人は欲求を捨てることはできない。

欲求をトリガーにして感情が沸き立つ。

感情の取り扱いに人は悩み、苦しむ。

とありました。

 

おかしくないんですよ。

他人を気にすることは。

他人を気にする感情の処理がうまくできないから、

悩んだり苦しんだりするんですね。

しかし、これは個人の内面の話でした。

 

心理的安定性は組織が生み出すモノですね。

OK、どんな発言でもウェルカム。

安心を与えることで個人の中に感情を沸き立てない空間を構築してやること。

 

否定をしない。

話を最後まで聞く。

質問をする。

肯定感のある空間を生み出せる組織とチームがどれほどあるか。

 

構成人数が多くなればなるほど、

成果への意識が高くなればなるほど、

組織の心理的安定性が失われる印象です。

 

心理的安定性が確保できているほど、

組織のパフォーマンスが向上しますが、

パフォーマンスを上げていきたい場面ほど、

心理的安定性の確保が困難というのが面白いです。

 

私は最小律を信じています。

あの、桶から水が漏れる有名な話ですね。

大小長さの異なる板で構成される桶、

短いところで貯められる水の量が決まる。

 

短い板を長くする

活用する

そんな働きができる人間になりたいと常に思っています。

 

ありがとうございました。