夏休みの気だるさと漫画

夏休みの気だるさと漫画

 

こんばんわ

ryo_bigmanです。

 

8月も半分終わり、

社会人にとっての夏休みであるお盆休暇も終わりが来ている。

夏休みというと私は大学時代を思い出す。

大学時代の夏休みは2ヶ月と長く、ほとんどを部活動に費やしていた。

 

部活動で疲れ切った体と心を癒してくれるのが、

スポーツ漫画だった。

スラムダンクやH21、シュートにホイッスルと、

バスケから野球、サッカーと汗を流す主人公たちに自分を重ねることで、

疲れて挫けそうになる自分を支えていた。

 

その中でもサッカー漫画である「ファンタジスタ」が大好きだった。

離島で一人ボールを蹴り続け、ずば抜けた個人スキルを持った主人公が、

高校生になり上京し、チームスポーツとしてのサッカーを学び成長していく物語。

 

私がファンタジスタの中で特に好きなシーンを紹介したい。

「サッカーは人生の縮図」

ピッチの中では数々の選択を場面、場面で迫られる。

勝利のために己を変えるのか。エゴを貫くのか。

哲学こそ大事なのか。

パスを出すのか出さないのか。

これは、主人公サイドの監督のセリフで、

試合中の選択が試合の結果を、選手キャリアを左右することを伝えたものになります。

 

私は部活生でした。

振り返ると勝っても負けても人生を左右することはなかったと思います。

しかし、その日その日のプレーの選択が、

次の日の自分に繋がっているとその時は信じて、

苦しい練習、試合に臨んでいました。

 

他にもファンタジスタには強烈なインパクトを持ったシーン、セリフが満載で、

高校生、大学生、社会人と住居を変わりながらも絶えず持ち続けている漫画です。

 

社会人になってうまくいかない場面に遭遇することは多くなりました。

それは、これまで自分が所属していた社会に比べると多様性が増しているからだと考えています。

部活動では勝利を目指す集団の中にいたことで、

迫られる選択肢も目的が明確な分、選びやすかったと思います。

仕事では、熱量や目的、思考の幅が広く、選択肢が膨大です。

外すことが増えてきたのだと考えています。

縮図のスケールが変わったのだと思います。

 

懐かしの漫画を読むと、

当時の自分と今の自分は置かれている状況こそ違えど、

漫画から学ぶことは同じなんだなと感じます。

 

それは、今の自分も明日を、仕事をより良くしたいと考えて、

日々もがいていることを示しているようでなんだか嬉しいです。

 

明日からも頑張ろう。